手術当日・術後
●名前を呼ばれて目覚めた。婦人科の担当医師の声だった。『 ? 』・・・・・・
『 終わりましたよ 』 『 ? 』 あ おわった・・・え????
横に主人が居るのを見つけた。手を伸ばすと握手してくれた。でも、頭はぼんやり・・・・
手術室に入って、横になったりして(多分、背中の麻酔などの処置)、マスクをあてられて、そして
記憶がない。病室へ戻って、看護婦さんが『 深呼吸して下さい、足は動きますか? 』と聞いてくる。
動くよ。うん、息も出来るよ。酸素マスクをあてられる(手術後はみんなそうしてました)。
自動的に血圧を測る機械がつけられる。トローンとしていると、担当医師がやって来た。
『 筋腫! 間違いなかったよ。ご主人が写真撮ってたから、後でよく見て 』 叫ぶようにして去る
●私の摘出された子宮を見る(但し、心臓のお強い方に限る、気持ち悪いですよ)
●ぼんやりしたままウトウトしながら、夜を迎えた
術後1日目(12月21日)
●午前中発熱 39度。頭がガンガンする。看護婦さんが身体を拭いてくれて、着替えさせてくれる。
といっても、まだ、術衣である。この病院ではT字帯は使用せず、入院時に売店で手術用の紙パンツを
2枚買うことになっている。おむつカバーのような工夫がある紙パンツで、尿カテが入っていても大丈夫。
上半身は術衣だけ下は、紙パンツだけ、でも熱があるので、暑くて全身がかゆい感じがする。
午後熱が下がらず、座薬を入れてもらい37度台へ下がる。少し楽になったところで、寝返りをうつ練習や
ベッドの上で座る練習をする。でも、背中に入っている管の先に何やらカプセルが付いてるし、
尿カテが入っているので、動きづらい。絡まらないかと心配だった。
起きあがる時は、斜めにゆっくり。寝る時は背中を打たないように少しずつ倒れる。両脇のベッドのパイプを
使って頑張った。
●手術の際、口からパイプを肺へ直接通した為か、喉があまり強くない私は声が出なくなってしまった。
担当医師が様子を見に来る。
『 寝返り打ってますか? 起きたりしてますか? 明日は歩きましょうね。 』
『 先生 午前中は熱が出てそれどころではなかったです。声も出ません 』
『 声は すぐ戻りますよ。じゃ、頑張って! 』
夜また、熱が38度へ上がる。氷枕をして寝た
ずっと見ていた天井。 上のフックに点滴用の棒が 下がる仕掛けです。 |
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外の天気が気になったり ぼんやりしながらも 頑張って動いた1日だった |