術後7日目(12月27日)
●朝食後、採血があった。もう、注射はナイかなと思っていたけど、やっぱり、あった。
なかなか、退院診察のお呼びがかからない。10時頃、退院するTさんを見送る。今日は1日ベッドから
離れられないSさんの点滴を気にしたり、何か取って欲しい物はないか?など気にかけたり、あまり部屋を
出ていられないので、洗濯だけ済ませに屋上へ出たりして、お昼になってしまった。
お昼だから、退院診察は午後かな? 今日は外来が混んで先生は忙しいんだろうなどと考えていた。
だから、安心して動き回っていたら、『 外来へ行って下さい 』とナースコールを通じてお呼びがかかり
ビックリする。最大限、急いで、外来へ行く。病棟の処置室ではなく、外来での退院診察。
〜退院診察
まず、傷の状態の確認。内診。直腸に手術によるダメージが無いかの肛門からの内診。
それから、テーブルでの退院指導。内容は看護婦の時とほぼ、同じ。
今朝の採血の結果。もう、普通の人と一緒、正常、問題なし。1ヶ月検診の予約。
●終わった!! 外来を出て、急に気分が軽くなる。明日、退院(≧∇≦)
術後8日目・退院(12月28日)
●各病棟のナースステーションに、看護婦さん以外に会計をしている経理の方がいるので、昨日のうちに
明日、退院するので、退院会計をお願いしておいた。その甲斐あって、9時半にはもう、会計がでる。
4人部屋で、私も退院するとSさんひとりになってしまうと思っていたら、Sさんと同じ日に手術をしたお隣の
部屋にいた方が移動してきた。『 さみしくなくて、よかったですね 』と声をかける。
『 少しずつ無理せず歩いて、早く、よくなって下さい。ご家族の方々によろしくお伝え下さい 』と
別れの挨拶をし、部屋を出る。ナースステーションにお礼を言って、病棟を後にする。
●11日間の入院生活が終わった
空のベッド。ひっそりとして冷たい | ひとり自分の影と話す |