●発見
 それは2000年度の職場での生活習慣病検診で、見つかりました。別にどこも異常を感じてなかった
ので(中年太りってやつかぁ? おなかが出てきたな(^O^)くらい)、ケロッとして結果を聞きに行きました。
そこで言われたのが、1.赤血球数減少 2.子宮筋腫疑い だったのです。
 子宮筋腫疑いは おなかにゼリーを塗って診るエコーの検診結果でした。
『 ! ??? 』 そう言われてみれば、献血しようと行っても、比重が軽くて協力出来ないことが続いて
ました。でも、筋腫って? なんだか、不安になりました。


●最初の診断
インターネットで筋腫体験談を読んだり、本を見たりしました。とりあえず、近くの個人医の産婦人科へ
行ってみることにしました。すると、『 3cm大がふたつ、2cm半ぐらいのがひとつあります。3cm大の
ひとつが子宮の中に出来ているため子宮が常に2倍の大きさになっています。そのため、生理の量が増し
貧血に近い症状になるので、赤血球数が減ったりするのでしょう。当院では、もし手術が必要になった場合
対応出来ませんので、大きな総合病院へかかってください 』と診断されました。
 頭が混乱しました。でも、風邪気味でその足で総合病院へは行けず、とりあえず家へ帰ったのでした。
あとで行った市立病院の先生に、何故その足で来なかったかと怒られましたが、風邪で本当に
しんどかったし、なんだか、ショックで、早く帰りたかったのでした。


●再び
2001.5月 有休が発生したので市立病院へかかりました。同じ診断でした。
そして治療の方針を決めるので選択してください、と言われました。
決めるのに1週間の時間を頂きました。
<選択肢>
 @ 手術が必要になる大きさは5cmくらいからだが、手術をうける
 Aホルモン治療(疑似閉経状態にして、筋腫を小さくする)
 B経過観察。半年に一度、筋腫の大きさを確認し、貧血に気をつけながらこのまま観察のみをする

この時の診察の際、子宮頸ガン、体ガンの検診も受けました。むちゃくちゃ痛くて涙が出ました(>_<)
痛くて痛くて(だって細胞をチョビっと切り取るらしいんですもの)身をよじると、機械が子宮壁を
突き破るかもしれないので、動かないで下さいと言われました。無理だってばっε=ε=┏( T 0 T)┛

・・・1週間後  私はBを選びました。ガン検診の結果は レベル2=炎症細胞はあるが良性であり
ガンではない、でした(安心)

●この頃読んだ、女優 向井亜紀さんの『 16週 』は とても深く私の心に勇気と人間として
 精一杯生きる事の難しさ、それゆえの素晴らしさを与えてくれました。





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