術後 8ヶ月経過 夏を越えて
2001年 12月20日の開腹手術より、丸8ヶ月経ち、夏を越え9月を迎えました。
思えば、去年の8月23日の定期検診の時、貧血検査の結果が、行う毎に下がっていき
医師が漏らした『 早めに取ったほうが・・・ 』というつぶやきから、去年の今頃は
相当、悩んでいました。世界も、同時多発テロ勃発で悩んでいました。
去年の今頃の体調は
● 気温の変化についていけず、エアコンの効いた部屋から屋外へでると
吐き気とめまいがして、しばらく座ることが多くなった
● 胃痛がするようになり、急におなかを下すことも多くなった
● 突然強い腰痛がして、歩くのがつらいことがあるようになった
● だるさがとれにくくなっていった
これらみんな貧血の進み始めが主な原因かと、今は考えられます
2002年 9月現在
・2002年6月に診てもらった貧血検査の結果
結果 | 女性の基準値 | |
白血球数 | 3900 | 3300〜9000 |
赤血球数 | 361 | 380〜500 |
ヘモグロビン | 11.8 | 11.5〜15.0 |
ヘマクリット | 35.4 | 34.8〜45.0 |
増血剤を服用しなくても、自分でこれだけ濃い血が作れるようになったのは、2年ぶり(≧∇≦)
今は、もっといいと思います。
・これからはもっと、医療も進歩し、開腹しなくても、内視鏡の分野、カテーテル医術の分野、ホルモン療法の分野
など、色んな方面で、筋腫治療の新しい方法が発見され、子宮温存も当たり前になっていくかもしれません。
でも、今現在、悩んでいる方がいたら、開腹手術も、元気へと導いてくれるひとつの方法として
受け入れて欲しいです。喪失感による激しい当惑と落ち込みも途中感じる時期も、もちろんあります。
人に依っては、世間的に差別を受けるという悲しい経験をされる方もいると思います。
だけど、それらを乗り越えられる健康が、必ずあります。
生きて来たこと、生きていること、生きて行くことを実感し、自分を見つめ、活きて欲しいです。
筋腫そのものは、良性で病気ではないのだから、心の健康を保つためにも、
自分はこうするという答えをじっくり見つけてほしい、
手術を決断される方も、されない方も。
これが、術後初めての夏を通り過ぎた私の気持ちです