2002年夏、ぼのぼのの映画第2弾が公開され、新宿武蔵野館へ観に行ってきました。
ミニシアター系で一本65分という小作品なので、上映される映画館が限られていたからです
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〜ぼのぼのとの出逢い
随分前なので、良く覚えていませんが、マスコミで『ぼのぼの』という動物の4コママンガが話題になり
確かカルピスのCMなどで取り上げられた頃だと思います。斉藤由貴さんが出ていて、ぼのぼの時計、
ダンシングぼのぼのプレゼント!とかやっていたような。それよりも少し前かもしれません。年数で言うと
1987年頃だと思います。この頃は、シマリス君とぼのぼのとのやりとりで、『いぢめる?』『いぢめないよ』
ごっこが巷で流行り、時々アライグマ君役が出てきて『おう! いじめてやらぁ!』などと凄んだりして大笑い。
第1巻昭和63年発行。 1986年〜87年の作品を掲載 |
〜第一作目の映画
1993年、渋谷パルコパート3にて、映画『ぼのぼの』は単館上映され、その後全国主要都市にて
上映されました。私は、渋谷へ観に出かけ、同時に開催された原画展、キャラクターグッズ店など
見てきた思い出があります。着ぐるみのぼのぼのが、呼び込みをやっていて、それを見て嬉しくてただ、
嬉しくて、もうすでにいい歳のオバサン(≧∇≦)でしたが、感激してなみだぐんじゃいました。
握手して、ぼののおなかをさわり、頭を撫でました。それほどぼのが大好きでした。
この映画では、マンガで登場するキャラが全て出てきて、原作者のいがらしみきお先生もぼののお父さんの
役で声優として参加しています。『 ぼ の ・・・ 』とぼのぼのを呼ぶだけですが!
写真上左:映画公開時に発行された巻 まんがくらぶの切り抜き パルコで配っていたチラシ 写真上右:映画のパンフレット 写真下横:映画のアニメ絵本、未公開シーンが 入った映画のビデオ |
〜集めたものing
現在は発行が止まっていますが、毎年カレンダーが出ていてそれを買っていました。カレンダーの
絵を集めた詩画集も発行されています。
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毎年色んなおまけが付きました。キャラマグネット、鉛筆、サインペン・・・・・、懐かしいな |
下の絵は私が描いたものです。ぼのの絵をあちこちに 描いたり、ぼのが好きで、マンガを勧めたりしていたので 私のぼの好きは周りに知れ渡り、ゲーセンのプライズや おまけなど、色んな人からもらうことも多々あり、 グッズは増えて、うちのぼのファミリーは賑やかです。 主なものが左の縫いぐるみ達です。 ピンクの大きな耳の縫いぐるみがフェネックギツネで フェネギー君とお父さん、お母さんのフェネリンと一緒に 砂漠に住んでいて、シマリス君の友達です。 |
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← 上の写真にも写っている これはぼの好きが高じて 私が作ったフェルトの マスコットです(^。^) → カラーの表紙が載ると 切り抜いて集めました 独特の筆使い、色合い が大好きなのです |
これは、当時竹書房から通販で売り出されたぼのぼので背中に電池を入れ オナカを押すとうなづいてしゃべるぼのぼのです。しゃべると言っても 『あ うん 』 『 ええ 』 『 いじめないよ 』の3言葉だけですが、 とても感激しました。オナカのヘコミを隠すため、エプロンを作ってあげました。 もう、買えないものがほとんどで、残念です。 |
〜それから
映画のあとぼのぼのは、95年から96年まで、TVアニメにもなり、まんがくらぶやまんがライフを
読まない小さな子供達の間にも広がって行き、ファン層をより、厚くしていきます。でもこの頃から
原作者のいがらしみきお先生が、多方面で色んなプロジェクトを始めたりして、原作のペースが
少し落ちてきました。私は、単行本で言うと15巻まで買っていました。そして暫くマンガのぼのも
立ち読みで済ますようになりました(全く無視は、やはりできない!)
そして、2002年を迎え、ぼのぼのがフルCGの映画になることを知り、驚きます。
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TV版のぼのぼの。ビデオがレンタルされてます。 |
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写真上左:第2弾の映画のパンフレット。他:久しぶりに買ったまんがくらぶと単行本 |
映画の感想
第1作目:ぼのぼのがスナドリネコさんに尋ねます。『 楽しいがずっと続けばいいのに。どうして楽しいのは
終わっちゃうのかなぁ?』 『 苦しい事も終わる為だよ 』 始まりと終わりがあるからこそ、今を一生懸命生きよう
そして、何かがひとつ終わるたび 良い方向へ自分を変化させよう、新しい自分を始めるために、そんなふうに
教えられた気がしました。
第2作目:辛いことも楽しいことも 自然にいつか忘れてしまうけど、忘れて薄れた記憶の中にとても大事な
事が必ずある。どんなに悲しい思い出でも、今の自分の大事な一部分だから、思い出は美しい。忘れる事で
癒されるより、時々思い出すことで、次の自分を成長させよう、そんな気持ちになりました。
フルCGのぼのぼのは、とても可愛らしくリアルで、ぼのぼのいる森の茂みで、そっと彼らを見ている気分でした
〜これから
多分、これからも私はぼのぼのが大好きで、スナドリネコさんに教えられ、フェネギーのように陽気になろうと
務め、時にはアライグマ君みたいに強く、時にはヒグマさんのように耐え忍んでみたりして生きて行くのでしょう。
連載開始から今日まで、マンガの中でも、シマリス君の上のお姉さんダイ姉ちゃんが結婚し、コヒグマ君が片言に
しゃべれるようになったように、私も彼らと一緒に成長していきたいです。でも、クズリくんにはいつまでも
あのホンワカキャラでいて欲しいなぁ、ニコニコニコ☆(わからない人ごめんなさい)
〜2003・・・
おまけのマスコットと絵本につられて、DVDを購入してしまいました(^-^)